なんかもやもやしているお馬さんのブログです。
ホラーとミステリーとパズルゲームと電気の明かりを好む蛾みたいな性質のヤカラが書いているので、兎に角ダークです。
うへへへへへへへへへへへ。
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さて、今回僕は初めて小説レビューを行いたいと思っています。
それも、僕の中ではホラー推理+微恋愛。といった形の小説です。
ちなみに、この小説は僕の中では『全暗黒小説家、狂気作家必読』という位置にランク付けされています。
というか、本当に興奮して泣きました。まだ全部読んでないのに(ゑ
さて、ここからは口調もサラッと変わります(笑
それも、僕の中ではホラー推理+微恋愛。といった形の小説です。
ちなみに、この小説は僕の中では『全暗黒小説家、狂気作家必読』という位置にランク付けされています。
というか、本当に興奮して泣きました。まだ全部読んでないのに(ゑ
さて、ここからは口調もサラッと変わります(笑
さて、ではまずは作品名から紹介いたしましょう。
『化人幻戯』
作者は名探偵明智小五郎の生みの親、江戸川乱歩大先生です。
そのお方は、私が尊敬して止まない、偉大なる小説家様です。
そして、現代にある様々な狂気の形を、描いていたように私は感じます。
さらに、その狂気達より強い狂気を書き綴った方でもありました。
実に、妖しく、そして暗黒小説好きを引き寄せそうなこの題名。私は初めて見た時に、この4文字の放つ、不思議な魔力に取り憑かれてしまったのかもしれません。
その時、私は金銭をあまり持ち合わせておらず、購入する事ができず、財布の中の小銭達を呪ったものでした。
しかし、つい先日、この本の購入に扱ぎ付けました。
私の気持は、天を舞うように明るくなり、そして、その、第一ページ目を捲る日を心待ちにしていたのです。
なぜ、その日の内に捲らなかったか。それは、そうする事は運命を待たぬ我がままのように感じたためでした。
しかし、時は流れていくもの。当時読んでいた小説を読み終えた私は、ついにその一ページ目に手を書けました。
すると、そこに一匹の大きな大きな蟷螂の絵が書いてあるではありませんか。
黄緑色の濃淡や、色の混ぜ具合によって巧妙に描かれた大きな蟷螂。しかし、この一匹の蟷螂がどのような意味を持つのか、その時の私には全く推測がつかなかったのです。
さて、目次を捲りますと、いくつかの短編が見られるではないですか。
『化人幻戯』とは一番初めの作品で、その小説集の表題作でした。
私は、その話を黙々と、時にその描写術の素晴らしさに無意味な微笑みをこぼしたり、そのおぞましきシーンの数々に身の毛を立たせたりしていました。
さて、話のあらすじですが、実に簡素に纏めてしまうと。
まず、ある元公爵の家に、主人公が秘書として訪れるのです。
その元公爵の夫人は、絶世の美女であり、思いを寄せる人間が二人いたのですが・・・、
なんと、その内の一人が断崖から落ちて死に、もう一人も密室で死んでしまうのです。
そして、主人公は、様々な推測をしている内に、ある大切な物を見つけるのです。
このような所がよろしいでしょう。
私は、この小説を終盤まで読み進めたころ、邪推ながらも結末に見当をつけていました。
そして、何とその邪推を当ててしまったのです。
その時の私の喜び、何と表現したらよろしいのか。とにかく自らに酔いしれそうになりました。
しかし、それは本当の結末ではなく、この物語にはもっと恐ろしい結末があったのです。
不覚にも油断していた私は、その結末に何ともいえぬ恐ろしさを覚えました。
そして、私の心は興奮に興奮を重ね、恐怖に恐怖を加え、この小説に出会えた歓喜と、そのあまりにも異端過ぎる面に悲鳴を上げたくもなりながら、必死に堪えつつ読んでいたのです。
そして、ようやくそこで、あの蟷螂の意味を理解したのです。
ああ、何と恐ろしき愛欲でしょう。何と恐ろしき快楽でしょう。
それをここで私は吐き出したいのですが、話の結末を書く訳にはいきません。
ですから、皆さんが購入するか、図書館で読んでみて、その結末を知ってください。
『化人幻戯』
作者は名探偵明智小五郎の生みの親、江戸川乱歩大先生です。
そのお方は、私が尊敬して止まない、偉大なる小説家様です。
そして、現代にある様々な狂気の形を、描いていたように私は感じます。
さらに、その狂気達より強い狂気を書き綴った方でもありました。
実に、妖しく、そして暗黒小説好きを引き寄せそうなこの題名。私は初めて見た時に、この4文字の放つ、不思議な魔力に取り憑かれてしまったのかもしれません。
その時、私は金銭をあまり持ち合わせておらず、購入する事ができず、財布の中の小銭達を呪ったものでした。
しかし、つい先日、この本の購入に扱ぎ付けました。
私の気持は、天を舞うように明るくなり、そして、その、第一ページ目を捲る日を心待ちにしていたのです。
なぜ、その日の内に捲らなかったか。それは、そうする事は運命を待たぬ我がままのように感じたためでした。
しかし、時は流れていくもの。当時読んでいた小説を読み終えた私は、ついにその一ページ目に手を書けました。
すると、そこに一匹の大きな大きな蟷螂の絵が書いてあるではありませんか。
黄緑色の濃淡や、色の混ぜ具合によって巧妙に描かれた大きな蟷螂。しかし、この一匹の蟷螂がどのような意味を持つのか、その時の私には全く推測がつかなかったのです。
さて、目次を捲りますと、いくつかの短編が見られるではないですか。
『化人幻戯』とは一番初めの作品で、その小説集の表題作でした。
私は、その話を黙々と、時にその描写術の素晴らしさに無意味な微笑みをこぼしたり、そのおぞましきシーンの数々に身の毛を立たせたりしていました。
さて、話のあらすじですが、実に簡素に纏めてしまうと。
まず、ある元公爵の家に、主人公が秘書として訪れるのです。
その元公爵の夫人は、絶世の美女であり、思いを寄せる人間が二人いたのですが・・・、
なんと、その内の一人が断崖から落ちて死に、もう一人も密室で死んでしまうのです。
そして、主人公は、様々な推測をしている内に、ある大切な物を見つけるのです。
このような所がよろしいでしょう。
私は、この小説を終盤まで読み進めたころ、邪推ながらも結末に見当をつけていました。
そして、何とその邪推を当ててしまったのです。
その時の私の喜び、何と表現したらよろしいのか。とにかく自らに酔いしれそうになりました。
しかし、それは本当の結末ではなく、この物語にはもっと恐ろしい結末があったのです。
不覚にも油断していた私は、その結末に何ともいえぬ恐ろしさを覚えました。
そして、私の心は興奮に興奮を重ね、恐怖に恐怖を加え、この小説に出会えた歓喜と、そのあまりにも異端過ぎる面に悲鳴を上げたくもなりながら、必死に堪えつつ読んでいたのです。
そして、ようやくそこで、あの蟷螂の意味を理解したのです。
ああ、何と恐ろしき愛欲でしょう。何と恐ろしき快楽でしょう。
それをここで私は吐き出したいのですが、話の結末を書く訳にはいきません。
ですから、皆さんが購入するか、図書館で読んでみて、その結末を知ってください。
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