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なんかもやもやしているお馬さんのブログです。 ホラーとミステリーとパズルゲームと電気の明かりを好む蛾みたいな性質のヤカラが書いているので、兎に角ダークです。 うへへへへへへへへへへへ。
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豪快なエンジン音。夕焼けの道路を一台の車が走り抜ける。
夕焼けの空にも負けない赤い車体、その中には一人の男が舌を出して笑っている。
それも、もの凄いスピードだ。まるで弾丸のように空を斬っていく赤い単車。他に車が見当たらない道路を駆けていく単車は全く減速せずに交差点を曲がり、加速を続ける。
その先も他の車はない。ただ赤い弾丸が空を突き破って行くのみなのだ。

 と、その弾丸の後ろをまた違う色の弾丸が駆けてきた。
白と黒の車体。言うまでもない、パトカーだ。

 赤い単車の男は後ろを一旦振り向いて。
「ふっ。雑魚が来やがった。」と、微笑むとさらにスピードをあげたのだ。

 

 赤い弾丸は道路を駆け抜ける。
道路脇の木々や食堂、ゲームセンター等が窓に一瞬映って掻き消えていく。
男はその景色を見ながら笑い声をあげる。
「ヒャハハハハハ!俺様についてこれると思うなよ!」
だがそうさけんだ矢先だった。
赤い弾丸は突然、飛び上がった。
男がふと外を向くと、そこにはなんと青い空が広がっていた。

 男の車は急カーブしている橋にさしかかっていた。
だが、スピードのつきすぎた車は橋の上り坂を上りきった時に飛び上がってしまい、そのまま坂のガードレールを飛び越えたのだ。
そして、単車は地面に叩きつけられた。
日も沈み、深青に染まった空に、灰色の煙が立ち上り、その煙の下では、あの単車のように赤い炎が、めらめらと燃え盛っていた。

雑です。スミマセン。
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1990/09/21
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学生という噂が濃厚。
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音楽鑑賞、読書、執筆、音ゲー
自己紹介:
ホラーな人っていう噂です。
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