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なんかもやもやしているお馬さんのブログです。 ホラーとミステリーとパズルゲームと電気の明かりを好む蛾みたいな性質のヤカラが書いているので、兎に角ダークです。 うへへへへへへへへへへへ。
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音楽紹介ー。ちょっと古いものも多々。ていうか某MCバトル番組のせい。





Chain Reaction/MURO Feat UZI, DELI, Q, BIGZAM, TOKONA-X, GORE-TEX

2000年代の最高のマイクリレーの一つともいわれる、KING OF DIGGIN'ことMUROの一曲。
フリースタイルダンジョンの特別篇、Monsters Warで上野チームとR-指定チームの二回戦目で使われた曲ですなー。
とにかくメンツの厳つさが凄まじい(


そんな厳ついメンツが、DON BARON / ACTION.をサンプリングしたミドルテンポのトラックにバシバシとリリックをハメまくる。ハメ方が全員違うのがまた面白い。
1バース目はMURO。今ではプロデュース業に本腰を入れている彼だけれど、元々ヒップホップMCとしてペイジャーやK.O.D.P.でその名を轟かせていたのもあり、MCスキルもすさまじい。
軽めに韻も踏みつつ早めのトラックに丁寧にアテていく感じは面白い。
2バース目はUZI。幻の証言9や今ではフリースタイルダンジョンの「うぇいよー」のコールでお馴染みの方ですが、この曲ではエゲツない剛腕MCっぷりを発揮。そもそも「うおー!MUROの新譜が出たって!?」ってなんやねん。
押韻に強いこだわりを持つUZIですが、この曲では早めのトラックを活かして自在に間を操り、時には固く、時には力技で韻を踏んでいく。ただ踏むだけじゃなくてその後に「一曲入魂!」とか当てていくのも剛腕ならでは。
3バース目はニトロの斬り込み隊長DELI。ド頭からo-e-a-o-e.の押韻をかまし、言葉の当て方も凄まじい。野太いUZIや後続のQとはまた明らかに声質が違うのでそのインパクトもあり、この曲では独特の存在感。
後半はアクションで踏んでいく。後、DELIのワードセンス好き。今夜も渋滞のジャンクション 右向け左。とか。
4バース目はラッパ我リヤのボスQ。また韻に対するこだわりの強いMC。またフロウに癖を出したりして韻を強調していく手法はこの人の大きな特徴でもあったりしますなー。
とりわけ後半のハンパナーイからの連打はこの人流のアゲ方ですね。
後、歌詞が全部カタカナと曲以外のところでもHIP-HOP?全開です。
5バース目はBIGZAM。NITROでキャリアを開始したとなると、当時はすんごい若手。それでも自分らしさを前面に押し出すフロウ。後半のa-a-iで連打していく所が特に聴きどころですかね。
後、PVでのポスターから飛び出してくる演出がなんか、この人らしい(
6バース目は早逝の天才TOKONA-X。名古屋訛りと速めのトラックを完璧に乗りこなすフロウは圧巻。まさに怪演。
言いたい事を言うのがHIP-HOP。というMCが多いけれど。TOKONA-Xの怪演はまさにそれを体現していて、それをこの特徴的なフロウでかましてくる。ヘビーな当たりを速射してくる。
後、言葉遣いは乱暴でも、文脈が物凄くしっかりして、格好いい言い回しをしているのもこの曲における特徴。最後のパンチラインとか決まりすぎていて感動した。ちょっと泣いた。
7バース目はGORE-TEX。フックを挟んでまたも怪演MC。特徴的な声質にまたも流速の速いフロウ。語尾を「~ション」でまとめつつ、7→1.2.3、7→3.2.1ていう遊びが入っていたり。
後、終盤のY'ALLからのまくりがあるのも美味しい。感動してやっぱりちょっと泣いた。
どうでもいいけれどGORE-TEXがあんなに顔を出しているこの曲のPVは珍しいんでなかろうか。
8バース目は再びMURO。今回の客演の名前を織り込みつつ路地裏アンダーグラウンドな雰囲気を醸し出して〆る。MUROは押韻もさることながら、「廻シ蹴リ」とともに言葉遊びのリリックのイメージが強い。


原曲もいいですが、リミックス版はファンクっぽさ、アンダーグラウンドさが増してて路地裏をこの厳ついメンツが練り歩いているような雰囲気のトラック。ヘドバンしてた(


余談ですが、monsters warの上野チームとR-指定チーム。ダチョウ倶楽部合戦の裏で3つほど原曲からすっぱ抜いてて笑った。特に上野チームの二人はこれ見よがしすぎて本当に笑った。


Run With The Wolves/The Prodigy


レイヴサウンドを基盤に、ロックのエレクトロの融合を90年代から研究してきたバンド、The Prodigyの2009年ごろの曲。
イントロのギターやドラムから殺傷能力高めなんだけど(笑)その後からボーカルがダーティに乗ってきて、さらにシンセがなんか忍び寄ってくる。ノリノリのバックにダーティな雰囲気で乗るボーカルと、ボーカルが下りたと思ったら現れる悲鳴のような電子音のドライヴが中毒性高い。
3分20秒からはその悲鳴のようなシンセになんかまた違う電子音が忍び寄る。
ドライヴの中毒性といい、兎に角聴覚と脳神経に洗脳的なエレクトロロック。初めて聴いた時の衝撃がなかなか飛んでいかない(笑)
日本のピコリーモに飽きた方は是非。ていうかこれがエレクトロロックのあるべき姿か。


Dance Now (The Destroyer Remix)/Noisekick


C+C Music Factoryの超がつく名曲『Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)』をまず、オランダのスピードコアの帝王Noisekickがすんげぇリミックス。というかサンプリングして作ったDance Nowという曲を、
The DestroyerというDJ?がさらにリミックスした結果、なんかとんでもない曲になったという。
Dance Nowにはまだ原曲っぽさがあったものの、これに関してはもうなんかすんげえガバキック。
イントロに原曲の面影を残しつつ、それが終わったら問答無用のTerror core仕立て。そこからちょっとおとなしめのGABBA。といっても常人には相当きついであろう。
それが終わったら早撃ち、と変化に富ませつつ結局はガバキックに帰る。終盤なんかもうとりあえずキックとノイズサンプリングで何が何だか(笑)
とりあえず何でもいいからブチ上がりたい人にお勧めです。ただし、このノリに耐えられるのであれば・ω・

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ホラーな人っていう噂です。
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