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なんかもやもやしているお馬さんのブログです。 ホラーとミステリーとパズルゲームと電気の明かりを好む蛾みたいな性質のヤカラが書いているので、兎に角ダークです。 うへへへへへへへへへへへ。
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ある夜、ブロントという腕白少年が森の中にひっそりと佇む廃墟と化した洋館(ここは肝試しの名所なのです)へ行ってみると、そこから、ピアノの音色が聞こえてきました。
はて?ブロントという少年はその洋館に近づいて行きます。するとピアノの音色はだんだんと力強くなり、他の楽器の音色も聴こえて来るようになりました。
それに興味津々なブロント少年。彼は徐に洋館の扉を開き、中へと入っていきました。

エントランスに踏み込んだブロント少年。そこで彼は実に奇怪で、実に愉快な物を見たのです。

猫です。黒いスーツにシルクハットの猫紳士と、紫のドレスに身を包んだ猫淑女が前足を取り合って実に不思議な踊りを踊っているのです。一度も向きを変えない、回転もひねりもないダンスを、それはそれは楽しそうに踊っているのです。しかも、この二匹の猫には後ろ足がありません。付け根あたりからフェードアウトするように消えていてまるで亡霊のよう。
さらに楽器を演奏している者達も猫紳士なのです。美しく激しいピアノの連弾も管楽器の力強い音色も後ろ足のない猫紳士達の仕業なのです。

ブロント少年はその様子にただ見とれるばかり。しかし、この猫紳士達はいきなり消えてしまったのです。まるでテレビのスイッチを切ったように。
これにはブロント少年も呆然としてしまいました。なにせ、さっきまで楽しそうにしていた猫紳士達が一瞬で消失してしまったのですから。
呆然としたまま家に帰ったブロント少年は、その日、自分が猫紳士になる夢を見たそうです。
もしかしたら、あの集団は誰かの夢の中だったのかも知れませんね。
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あるジャズを聴いて思い浮かんだ物語をそのまま書きました。
携帯からなので暇があったら直します。
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