色々漁った結果。

音楽記事ー。ジャンルは不問ー。

音楽ワルキューレ (DJ TECHNORCH's RAP DANCE REMIX)/DOTAMA
スーツにネクタイ、ちょび髭が特徴的。謙虚そうな外見に不釣合いな、激高DISで数々のMCバトルで好成績を収め、某MCバトル番組での活躍でも知られるヒップホップの異端者、DOTAMA。
そんな彼の曲を、トランスコアやポップすらもガバやハードコアで取り込んでいき、BeatmaniaやDDRでの曲提供で知られるハードコアの異端者DJ TECHNORCHがリミックス。
だから、異端と異端が混ざり、結果異端な物が生まれたという曲。
ラップも最近少しずつ聴いていてDOTAMAは知っていたし、テクノウチは中学生の頃から聴いているのでなんとなく聴いてみたらはまった一曲。
DOTAMAはUMBで自身をギャグラップと言っていましたし、最初彼の曲を聴いた時はポップスよりに、ハイテンションで攻撃的な歌詞に「？」って感じだったのですが、テクノウチがリミックスするとDOTAMAの攻撃性がより尖って聴こえるから不思議。

必殺 feat. 輪入道/UZI
ヒップホップ界のベテランMCで、証言9でも知られる名MC、UZIと、MCバトルに彗星の如く現れ、ACEとの激戦や某MCバトル番組での漢との放送事故(大賛辞)でも知られる輪入道による一曲。

最近流行りのMCバトルを題材にしたような言い回しが多く、UZIもそういうリリックがちらほら。また、私の勝手なイメージだけれどUZIはやはりWack MCへの攻撃と言うイメージが強く、この曲でも「意味くらい持て」「斬捨て御免」と言うリリックが盛られていて、ベテランの視点を感じる。
何より、UZIは韻の固さに拘りを持っていますし、言い回しも綺麗で強い。この辺りはベテランの強みですなー。
後、ワードセンスの尖り方。プロレス知らないラップ好きは全員「？」ってなるっ。

そんなベテランの空気を崩すことはないけれど、若さと熱さを叩きつけていく輪入道のバース。
輪入道は普段リリックは書かずにフリースタイルでラップして、そこから書き起こすらしいのだけれど、この曲もそうしたのかしら。
彼のフロウや雰囲気は「必殺仕事人・殺しのテーマ」のサンプリングをベースに和風と言うか、それこそ仕事人といった感じのトラックにしっかり乗せて、ワードもそういうものをチョイス。
仕事人を髣髴とさせる言い回しで、取り分け「得られなくて良い～」のトラックに合わせていく所は顕著。

宛ら日本語ラップの仕事人。プロレスネタなんかも盛り込みつつ、渋くて格好良い曲です。


灼熱の刃 VSディノバルド/MONSTER HUNTER
MHXの看板モンスター、ディノバルドのVS曲。
イントロから盛り上がっていき、メロとサビが明確にあり、アグレッシブな感じが王道VS曲でありながら屈指の良曲でもあったり。
単音の強い感じも聴こえるので、ノリやすい。強弱が顕著でプログレっぽい感じがまたいい。
ただしディノバルドはこの曲同様に荒々しく、強敵なのでゲーム中に聞き惚れてるとマジでボコボコにされるので注意(笑)

妖艶なる舞 VSタマミツネ/MONSTER HUNTER
MHX看板モンスター、タマミツネのVS曲。
ナヅチ、ナルガとはまた毛色の違う和風曲。三味線や筝や小鼓なんかを織り交ぜつつ、全体的に日本の舞をイメージさせる一曲。最初のメロの尺八のソロも格好良い。
サビの調子なんか本当に水辺で舞ってるんじゃないかっていう優雅さ。優雅すぎてVSっぽくないかと思いきやタマミツネがこういう優雅な戦い方だからいい感じ。
タマミツネは大きな動きをしっかりかわし、小休止に攻めると言う感じで戦えばいい感じ。リズムがつかめなかったら、この曲の拍子木とか小鼓に合わせればいいか。どんな戦い方やねん。