テンミリの『モイライ』の人ですよ。

小生が敬愛、いいえ、崇拝してやまない横溝正史大先生の作品の中で『作家はわが身を削らなければならない商売だ。』…こんな言葉に近いセリフがあるのです。
それをついつい最近、実感したのです。

アレです、今テンミリで細々連載中の『裁縫屋モイライ』の二つ目の短編『人食い牢獄』のワンシーンで、
『今やっている番組はニュース番組。Nという村で起こった心中事件を雅圭(マサカド)という変わった名字の探偵が解決したというニュース。
そして、幼児大量殺人鬼、泉咲(せんざき)という男の死刑が執行されたというニュース。
齢３５にしてトップスターまで上り詰めた女優、美池蘭(ミイケ　ラン)の自殺、そして自身の罪を列挙した遺書の公開…。』
なんていうのがあるんですけど、まあ、ほとんどが過去ネタなんですよね。

雅圭という探偵→当ブログに置いてある穴だらけ短編『氷に沈む華』
幼児大量殺人鬼、泉咲→旧作『Hello Mr.D』より『紅宴の裏』

でもね、
女優、美池蘭てのは、現在進行形で書いてる小説なんです(笑)未完成っ。
…何故それを引っ張り出してきたのかってのは…カラスは事件になってないしクリスマスの方はにょーん。