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なんかもやもやしているお馬さんのブログです。 ホラーとミステリーとパズルゲームと電気の明かりを好む蛾みたいな性質のヤカラが書いているので、兎に角ダークです。 うへへへへへへへへへへへ。
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音楽記事ー。
ていうか最近日本のメタルでいいのが少ない。漁ってないだけか。




Lucifer's Out (feat. AKLO)/東京弐拾伍時

NITROのメンバーであるDABO,MACKA-CHIN,SUIKEN,S-WORDによるユニット『東京弐拾伍時』が、先日出したミニアルバムより一曲。この知らせを聞いた時は速攻で近くのHMV行ってなかったからiTunes storeで買ったさ。
トラックのサンプリング元は伝説のヒップホップユニットmicrophone pagerの『病む街』。リリックもこの曲の影響が強く、DABOやS-WORDのバースにそんな面影が。
アンダーグラウンド雰囲気漂うトラックはこのメンツのイメージにしっくり。こういう曲は本当に好きだ。
DABOのじんわりとした走り出し。SUIKENとDABOはタイプが違えどスムーズなフロウが良い。
後半はMACKA-CHINとS-WORD。MACKA-CHINは固くもあり斬り捨てるようなライミング。前作の東京弐拾伍時もそういうライムだった気がする。
S-WORDの渋さはこういうトラックを持って更に映える気がする。そして一撃必殺のワードセンス。
彼のリリックは原曲のMUROのリリックを意識したものがちらほら。


hookは次世代の旗手といわれるAKLO。これだけ多彩なメンツと絡んでも被ることがないのが彼の才能だと思うし、聴き心地のいいフロウでトラックを立たせる。こういう世代を超えた絡みも面白い。


人間発電所 [CLASSIC MIX]/BUDDHA BRAND
ヒップホップ好きなら名前くらいは知っている、BUDDHA BRANDの代表曲『人間発電所』の2003年版。友人にずっと前に教えてもらったにもかかわらず、行きつけの蔦屋はなぜかBUDDHA BRANDのアルバムとかシングルが無く、つい最近見つけたと思ったら借りられていて空っぽ。
何度か通ってようやく音源を入手したのです。


日本語ラップ史上最高のトラックと言われるほどの極上のトラック。知人に教えてもらったときはこのトラックが頭から離れなくなった。
ジャジー、ラウンジっぽい音が本当に心地いい。このトラックを作るのに4曲くらいサンプリングしたとか。そしてこのアレンジ。実に手の込んだトラックだと思う。
インストでも十分に聴けるこのラウンジトラックで、リスナーの気持ちを上げた所でCQのスムーズなライム。続いてリーダーDev Largeが短めのバースをした後、Nippsのバイリンガルなロングバース。
Nippsは1バースながらぶっ飛んでいる。前触れもなくとんでもないワードを放り込んでくるあたり。韻を踏むとはまた別次元のワードセンスだと思う。
後半はCQの短バースからスタート。短めながらパンチラインの多い聴き所。それが終わるとDev Largeのロングバース。彼のフロウは洋楽を聴いているような心地よさがある。日本語が英語に聞こえる。


最近、リーダーのDev Largeが亡くなったとか。蔦屋に突然現れたのもそういう理由かな、と思ったり。
天才ほど早く人生を終えるということわざがどこかにあるらしい。合掌。


大掃除/キングギドラ
キングギドラの初期の頃の一曲。何となく不穏なトラック。そこへZeebra、ゲストのT.A.K. the Rhymehead、K Dub Shineのバース。
この曲はWACK MCや格下MCへのDISという意味合いが強く、特にZeebraとK Dub Shineの二人はそういう色が濃いリリックだったり。
一番手のZeebraは面白い言葉遊びと驚異的な押韻。ガンガン韻を踏みながらスムーズにフロウするのは高いスキルがあってこそ。
熟語で韻を踏むという手法はZeebraが完成させたという話を聞いたことがあるけれど、そんな逸話が生まれても可笑しくないほど完成度の高いバース。
続いてT.A.K. the Rhymeheadの刻みの強いバース。ここのリズムは難しい。それでいてライムはしっかりしているのがベテランの味。
最後のK Dub Shineのバースはこの曲最大の聴き所。まさに最終警告といった調子のフロウに、前半はライミング、後半はそのライミングに数字を吹き込むというテクニカルな言葉遊び。


色んなラップグループがいるけれど、キングギドラほどライムやフロウの深さを追及しているグループは居ない気がする。


Adrenaline/coldrain
coldrainより一曲。アップテンポで非常にストレートなラウドロック。
イントロのリフから高揚感煽る感じで、ボーカルのmasatoのシャウトから、スクリーチ気味のグロウルがベストマッチ。
タイトルの通り、アドレナリン出まくりのブチアゲラウドであったり。歌詞もやたらアドレナリンというワードが出るし(
サビ入りのLet's GO!!!のスクリーチがとても格好いい。


coldrainみたいな音楽ってありそうでなかなかない。ラウドロックの疾走感とメタルのとげとげしさ、激しさを高い次元で両立させている。こういうのって日本のバンドでは珍しい気がする。
普通の日本のラウドはオルタナティブ寄りだし、メタルはメタルだし。


ベルク・カッツェ/ANGRY FROG REBIRTH
これが私の聴きたかったAFR(笑) 2step syndromeみたいな、焼け付くグロウルとハイトーンの掛け合いが好きなので、この曲聞いた時にまじで目が覚めた。
これだけ疾走感あふれるのも彼らの色。そして一貫性もありながら様々な展開。


これはアニメ版のガッチャマンのタイアップのカップリングで、ベルク・カッツェもガッチャマンが出所らしい。こっちが使われているか分からないけれど、これ使われていたらよさそう。メタルとかラウドの中毒者が増える(笑)


Red-rize (remaster)/Wint
BMSの名手なら間違いなく知っているだろう、Wint氏の灼熱のRaveで、私のPCのキーボードを破壊した曲(ぁ
の、リメイク版。リメイク前と比べて高音が強いのとメロに入る前にブレイクビーツが入ったり、後、ヒットが変わったかな。303も変わっているはず。いろいろ変わった所があってそれも聴き所。
BPM167だっけ、BMS版は172だった気がする。そうは思えないほどのスピード感。
焼け付くような303の音が違うものになっているけれど、相変わらずの熱さ。というか、焼き殺しに来ている。
やっぱりヘドバン必須。首が取れそうになってもヘドバン必須。

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男性
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1990/09/21
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学生という噂が濃厚。
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音楽鑑賞、読書、執筆、音ゲー
自己紹介:
ホラーな人っていう噂です。
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